ski経営サポートオフィスの社労士コラム

従業員の募集の方法は

2012.03.26

募集の方法

正社員

従業員の募集の方法には、自ら求人を行う方法と、ハローワーク等の職業紹介機関を利用する方法があります。

利用できる機関としては、次の4つがあります。

  1. ハローワーク、人材銀行、パートバンク等の公的機関
  2. 民間の職業紹介機関
  3. 学校
  4. 特定の法人

利用できる機関はいくつかありますが、新卒なら学校、ある程度のキャリアを求めるなら、人材銀行や民間の職業紹介所に求人を申し込むのが良いと思います。学校や公的機関なら無料ですが、民間の機関の場合は手数料が発生します。

 

人材銀行は、ハローワークと同じ厚生労働省の公的機関で、定年やリストラなどによって、退職した人の内、管理的業務、高度な技術職・専門職に従事していた人を対象に、職業の斡旋を行なう機関です。費用は無料です。

 

民間の職業紹介所は、有料で利用することができます。建設業務や港湾運送業務等一定の職業は、紹介が認められていません。即戦力の人材を探す場合に向いていると言えますが、費用もかなりかかります。

パート・アルバイト

パートの求人はハローワークを利用するのが、有効な手段だと思います。又同じ国の機関で、パートタイマーを専門に紹介するパートバンクがあります。パートバンクへの求人の申し込みは、ハローワークへの求人の申し込みと同じ手続きです。ハローワークでパートの求人の申し込みをした場合、管轄内のパートバンクにも求人連絡することになっていますので、2重に申し込みをする必要はありません。

 

学生などのアルバイトは、大学の学生課に直接連絡をして申し込みをする方法があります。ただ、大学によっては、求人を受け付けていないところもあります。

その他にも、求人誌や学生アルバイト専門の有料サイトを利用する方法もあります。現在では、ネットによる有料サイトを利用する方法が主流のようです。

派遣労働者

派遣労働者の場合は、労働者派遣法の許可・届出をしている事業所へ直接申し込むことになります。

又紹介予定派遣という制度もあります。これは、労働者を派遣の期間を経て、自社の従業員として直接雇用することを前提に受け入れるものです。紹介予定派遣の場合は、派遣の許可・届出の他に有料職業紹介の許可事業所でないと派遣を行なえないことになっています。

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