ski経営サポートオフィスの社労士コラム

労働基準監督署とは

2012.05.07

労働基準監督署

 

労働基準監督署は、全国321か所にあり、労働基準行政を司る役所です。具体的には次のような業務を行っています。

  • 労働基準監督官が個別事業場に対し監督を行い労働基準関係法令違反を是正指導 
  • 労働基準監督官が司法警察員として重大・悪質な労働基準関係法令違反の事案を送検
  • 労働者からの申告の受付
  • 就業規則、「36協定」など労使協定の受理・指導

労働基準法違反について警察と同じ様に、逮捕する権限を持っています。監督署は違反に対し、「指導」や是正勧告」を行い、これを無視すると書類送検されることがあります。

  • 厚生労働省のホームページでは以下のように紹介されています。

労働条件の確保のための対策

労働基準関係

労働基準関係法令の履行確保は、労働基準監督官により行われます。

・ 労働者からの申告や情報の提供等を端緒として行う監督指導

・ 事案の内容が重大かつ悪質な場合に行う司法処分

・ 急迫した危険がある場合に労働災害防止 のために発する使用停止命令

監督指導実施件数 146,860件(平成21年) 〔法違反が認められた事業場 91,615件(66.9%)〕

又労働基準監督署では、労働基準監行政の相談窓口として各種相談を受け付けています。

  1. 賃金、労働時間、解雇等の法令違反等について相談したいとき
  2. 事故・災害が発生したとき
  3. 労災保険について相談したいとき
無料相談のお申し込みはこちら