ski経営サポートオフィスの社労士コラム
雇用形態別のメリット・デメリットは
2012.03.21
人を雇うときのポイント
人を雇うときには様々な雇用の形態があります。ある程度の能力を必要とする仕事か、比較的誰でもできる単純な仕事かによって雇用の形態を検討することが必要です。コストだけでなく、どんな内容の仕事をして欲しいか総合的に判断しましょう。
又直接の雇用をせずに、外注に出した方がレベルも高く、人を雇うより低コストな場合もあります。その反面、自社にスキルやノウハウが残っていかない等のデメリットもあります。
雇用形態別のメリット・デメリット
雇用形態別のメリット・デメリットをまとめると、概ね次の表の様になります。
正社員 | パート | アルバイト | 契約社員 | 派遣社員 | 委託契約 | |
---|---|---|---|---|---|---|
概要 | 雇用期間の定めのない労働者、主に月給 | 雇用期間の定めがあり、正社員に比べて労働者の短い労働者、主に時間給、日給 | 学生等の短期間の臨時の労働者・補助者、主に時間給、日給 | 雇用期間の定めがあり、正社員と同等の労働時間の労働者、主に月給 | 派遣元が派遣先と契約を結んで、その契約に従って働く労働者 | 直接の雇用契約がなく、委託された業務の完了によって費用が支払われる |
コスト | 高い | 低い | 低い | 中 | 高い | 中 |
会社との関係 | 強い | 中 | 弱い | 中 | 弱い | 弱い |
解雇予告 | 原則として必要 | 原則として必要 | 原則として不要 | 原則として必要 | 派遣先は不要 | 不要 |
スキル | 高い | 中 | 低い | 中 | 業務により様々 | 高い |
もちろん個人の能力によるところも大きいので、全て上記の表に当てはまるわけではありませんが、一般的に以上の様になります。