ski経営サポートオフィスの社労士コラム
コーチングとは
2012.09.08
コーチングの意味
コーチングと言うと、教える極意みたいな感じを受けますが、教えるのではなく、「会話を通じて相手の答えを引き出し、行動を起こせるようにする」スキルであると言えます。
私も初めてコーチングを勉強したときは、「全部営業の時にお客さんに対してしていることやん。」と思いました。
コーチングは、部下育成にも営業・販売にも使えるスキルです。
コーチングと言うとスポーツのコーチを思い浮かべると思いますが、ビジネスでのコーチングは技術を教えることではなく、相手の中の答えを引き出すことです。
最近のスポーツ界でも、一方的に教えるだけではだめで、その技術を使う本人が、自分で見つけ出す行動を促すことに変わってきています。
コーチングの基本は、「質問をして聞く」ことが大切になります。
コーチングを身に付ければ部下や後輩の素質や才能を引き出すことができたり、顧客のニーズを引き出し、買うという行動を促すことができるようになります。
指図するのではなく、答えを見つけ出し、それを行動に移す手助けをするのがコーチングです。
又、コーチングは教えることではなく相手の答えを引き出すことなので、必ずしも、相手よりも優れた技術や知識が必要になる訳ではありません。
重要なのは相手が自由に何でも話せるようにすることです。
ひたすら「聞く」ことを心がけてください。
徹底的に聞くとどうなるか。本当に聞くということはどういうことか。
相手の話を徹底的に聞くということは、かなりのエネルギーを消耗します。
次回はもう少しコーチングの内容に触れていきたいと思います。