ski経営サポートオフィスの社労士コラム
上手くいくビジョンを見つけるには?
2012.10.20
ビジョン・メイキング
ビジョンとは
よくビジョンを持つことの重要性をいわれますが、ビジョンとはなんでしょう?
ビジョンとは細部まではっきりした映像のことです。この映像がはっきりしている人ほど具体的に動きやすいと言えます。目標が中々達成できないのは、このビジョンがはっきりとした映像になっていないからです。
ではどうすればはっきりとしたビジョンを持つことができるのでしょうか?
ここでもコーチングが役に立ちます。
質問で、何年後にどうなっていたいか、それをどんな仲間とやっているか、そのときの気持ちは、というようにビジョンが細部にわたるまで、はっきりするように質問をしていきます。その時に聞こえてくる音や映像などが五感で感じれるぐらいになれば、それだけ実現の可能性も高くなります。
上手くいくビジョンを持つことが上手くいくことにつながります。
上手くいっていない人は、上手くいっていないビジョンを描いていることが多いものです。
この上手くいっていないビジョンを上手くいくビジョンに変えることができれば、成功する確率が高まります。
上手くいくビジョンの見つけ方
上手くいくビジョンの見つけ方には次の4種類があります。
- 過去に成功した経験を思い出す 過去に同じか近いことで成功した体験を思い出してみます。そしてその情景の中に入り込みます。同じ様な成功が無くても成功している自分を想像して、それになりきることです。
- 別の分野で上手くいっていることを活用する 課題とは違う分野のことでも当てはめてみれば使える場合があります。例えば学生時代にスポーツで優勝したことをその課題に当てはめてみるといった具合です。
- モデルとなる人物を自分の立場に置いてみる 自分の目標としている人やあの人だったら上手くやりそうだなと思う人が、自分の立場だったらどうするか想像してみると上手くいくことがあります。身近な人でも歴史上の人物などでもかまいません。
- 背景を差し替える イメージの背景を差し替えることでその場面全体をコントロールできることがあります。色や、BGM、雰囲気、温度、手触りなど好きなイメージを想像してみて下さい。
以上の4種類でどれが効果的かは、その人や場合によっても違います。相手の反応を見ながら効果のありそうなものを掘り下げていくのが良いでしょう。