ski経営サポートオフィスの社労士コラム

労災保険に加入する人と事業所とは

2011.12.06

労災保険は、労働者が業務上や通勤上でケガをしたり、病気になったり、死亡した場合に、被災者本人や遺族を保護するために必要な給付を行うことを目的としています。このため国は、事業主への労災保険への加入を強制にしています。

 

労災保険は、事業の形態を問わず、人を一人でも雇っている事業所は加入しなければなりません。

加入しなければならない人は正社員だけでなく、パートやアルバイトも労働者は全てあてはまります。

この制度でいう労働者とは、事業に使用される人で、賃金を支払われる人をいいます。

労災保険は、健康保険、厚生年金、雇用保険と違って、労働者一人一人について加入手続きをする必要はありません。

事業所が労災保険に加入していれば、そこで働いて賃金の支払いを受けている全ての労働者は、自動的に労災保険の対象となります。

ですから、たとえ一日だけしか働いていないアルバイトでも、ケガをすれば労災保険の給付を受けることができます。

 

又労災保険の保険料は全額事業主負担となります。

労災保険に関する手続きは労働基準監督署で行います。

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