ski経営サポートオフィスの社労士コラム

外国人雇用に関するブログ____ベトナムで初の特定技能試験実施<建設分野>

2021.02.22

ベトナムで初の特定技能1号評価試験を実施<建設分野>

 

日本の建設業の新たな担い手として期待される外国人材を即戦力として受け入れるため、特定技能試験がベトナムで3月23日(火)に実施されます。

 

日本国内で深刻化する人手不足に対応するため、2019年より、建設・飲食・宿泊等の特定の14分野にて、外国人労働者が取得可能な在留資格「特定技能」が創設されました。

(特定分野については、1/13のブログでもお話しています)

 

このうち、技能労働者の高齢化が進む建設業では現在1319人の外国人労働者が就労しています。

ただし、未経験者として来日した人がほとんどで、技能実習を通じて教育を受けてきており、

これまで建設分野で即戦力として直接技能労働者を受け入れたことはなかった。

 

特定技能1号の在留資格で働くには、日本語試験と、技能試験を受けて合格する必要があります。

その後、会社と契約を結べば、外国人は特定技能の在留資格を申請することができます。

 

今回ベトナムにて実施される試験は、ハノイにて行われ、申込期間は2月18日(木)から2月25日(木)正午まで。受験料は75万5000VND(約3500円)です。

 

なお、ベトナムでは試験に先立ち、現地の教育訓練校で2月中旬より技能教育訓練が実施されます。

今後、試験の合格者は審査などを経て、最短で今年の夏より就労開始の見込みとしています。

 

また、即戦力人材の受け入れは、今回ベトナムのほかに、3月9日・10日にフィリピンにて、電気通信分野でも試験が行われます。

 

ニュースソース: 2021年2月18日 在ベトナム日本国大使館プレスリリース 

 

特定技能総合支援サイト https://www.ssw.go.jp/

 

 

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