ski経営サポートオフィスの社労士コラム

外国人雇用に関するブログ____特定技能試験について<①日本語試験>

2021.03.03

「特定技能」に必要となる試験について<①日本語試験>

 

国内での人手不足を背景に創設された新しい在留資格、「特定技能」。

この在留資格を得るために必要な試験は2つあり、技能評価試験と日本語試験です。

 

技能評価試験は、特定14分野に即した試験で各分野ごとにそれぞれ、学科試験+実技試験で開催されます。

(→次回のブログで、詳しくお話しします。)

 

日本語能力試験は、①日本語能力試験 ②国際交流基金日本語基礎テスト のどちらかを受験します。

このうち、一般的によく知られる ①日本語能力試験 ですが、1年に2度の開催です。

日本全国47都道府県にて実施、海外でも受験可能です。マークシート方式のテストとなります。

 

なお、特定技能の資格取得には、日本語能力試験のN4以上(N4,N3,N2,N1)が必要となります。

 

一般的に、日常会話が可能で、小学校低学年レベルの漢字の読み書きができるのが、N3レベルと言われています。

このN3を持っているか否かが、日本に在留する外国人の日本語能力のひとつの目安となります。

 

 

<認定の目安>

N4レベル:基本的な日本語が、ゆっくりであれば理解できる

(ゆっくり話す会話、基本的な漢字、身近な文章など)

 

N3レベル:日常的な日本語を理解できる

(日常会話に問題なし、漢字で文章を読む、新聞や雑誌の見出しから概要をつかめる)

 

N2レベル:ビジネスでのコミュニケーションが可能。より幅広い場面で使われる日本語の理解

(自然に近いスピードの会話、要約、新聞の理解)

 

N1レベル:ディスカッションが可能。日本人と同じレベルで、幅広い場面で使われる日本語の理解

(自然なスピードの会話、ニュースや講義の理解、新聞の評論や複雑な文章を読み内容を理解)

 

 

日本語能力試験について、さらに詳しくはこちらからも確認できます。

日本語(にほんご)能力(のうりょく)試験(しけん)ホームページ:https://info.jees-jlpt.jp/

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