ski経営サポートオフィスの社労士コラム

【03:採用】記事一覧

採用を行うメリットは

2012.03.31

新卒採用のメリット

新卒の採用には次のようなメリットがあります。

  1. ある程度まとまった人材を確保できる。
  2. 就職活動時期が決まっているため、比較的人数の確保が容易です。手続きや研修などもまとめてできるためコストダウンにもつながります。
  3. 比較的、均等な能力を期待できる。
  4. 年齢、学歴、社会経験などでほぼ均等な能力の人事を確保できます。
  5. 会社の社風を1から教え込める。
  6. まだどこの会社のカラーにも染まっていないため、自社の社風になじみ易いと言えます。
  7. 自社にノウハウの蓄積ができる。
  8. 将来会社を担うような人材育成ができます。新卒者は伸びしろも大きくポテンシャルの高い人材を採用することで会社の発展につながります。
  9. 会社が活性化します。
  10. 若い新入社員が入社してくることで、組織がリフレッシュし、活性化につながります。
  11. 組織の強化になります。
  12. 同期入社という横のつながりができ、切磋琢磨することにより組織が強化します。また既存社員が新入社員に教えることにより知識のアウトプットができ、個々人のレベルが上がります。

中途採用のメリット

中途採用には次のようなメリットがあります。

  1. 即戦力となる。
  2. 何と言っても中途採用のメリットは即戦力です。入社した途端に仕事を任せることができ、すぐに企業の利益になる人材を確保できます。
  3. ビジネスマナー等の一般知識を教える必要がない。
  4. もうすでに社会の一員として仕事をしていた訳ですから、一般常識を教える必要がありません。
  5. 新しいネットワークを構築できる。
  6. 人脈の広い人材であれば、自社になかった人脈とのネットワークを広げることができます。

従業員の募集の方法は

2012.03.26

募集の方法

正社員

従業員の募集の方法には、自ら求人を行う方法と、ハローワーク等の職業紹介機関を利用する方法があります。

利用できる機関としては、次の4つがあります。

  1. ハローワーク、人材銀行、パートバンク等の公的機関
  2. 民間の職業紹介機関
  3. 学校
  4. 特定の法人

利用できる機関はいくつかありますが、新卒なら学校、ある程度のキャリアを求めるなら、人材銀行や民間の職業紹介所に求人を申し込むのが良いと思います。学校や公的機関なら無料ですが、民間の機関の場合は手数料が発生します。

 

人材銀行は、ハローワークと同じ厚生労働省の公的機関で、定年やリストラなどによって、退職した人の内、管理的業務、高度な技術職・専門職に従事していた人を対象に、職業の斡旋を行なう機関です。費用は無料です。

 

民間の職業紹介所は、有料で利用することができます。建設業務や港湾運送業務等一定の職業は、紹介が認められていません。即戦力の人材を探す場合に向いていると言えますが、費用もかなりかかります。

パート・アルバイト

パートの求人はハローワークを利用するのが、有効な手段だと思います。又同じ国の機関で、パートタイマーを専門に紹介するパートバンクがあります。パートバンクへの求人の申し込みは、ハローワークへの求人の申し込みと同じ手続きです。ハローワークでパートの求人の申し込みをした場合、管轄内のパートバンクにも求人連絡することになっていますので、2重に申し込みをする必要はありません。

 

学生などのアルバイトは、大学の学生課に直接連絡をして申し込みをする方法があります。ただ、大学によっては、求人を受け付けていないところもあります。

その他にも、求人誌や学生アルバイト専門の有料サイトを利用する方法もあります。現在では、ネットによる有料サイトを利用する方法が主流のようです。

派遣労働者

派遣労働者の場合は、労働者派遣法の許可・届出をしている事業所へ直接申し込むことになります。

又紹介予定派遣という制度もあります。これは、労働者を派遣の期間を経て、自社の従業員として直接雇用することを前提に受け入れるものです。紹介予定派遣の場合は、派遣の許可・届出の他に有料職業紹介の許可事業所でないと派遣を行なえないことになっています。

雇用形態別のメリット・デメリットは

2012.03.21

人を雇うときのポイント

人を雇うときには様々な雇用の形態があります。ある程度の能力を必要とする仕事か、比較的誰でもできる単純な仕事かによって雇用の形態を検討することが必要です。コストだけでなく、どんな内容の仕事をして欲しいか総合的に判断しましょう。

又直接の雇用をせずに、外注に出した方がレベルも高く、人を雇うより低コストな場合もあります。その反面、自社にスキルやノウハウが残っていかない等のデメリットもあります。

雇用形態別のメリット・デメリット

雇用形態別のメリット・デメリットをまとめると、概ね次の表の様になります。

正社員 パートアルバイト契約社員派遣社員委託契約
概要 雇用期間の定めのない労働者、主に月給 雇用期間の定めがあり、正社員に比べて労働者の短い労働者、主に時間給、日給 学生等の短期間の臨時の労働者・補助者、主に時間給、日給 雇用期間の定めがあり、正社員と同等の労働時間の労働者、主に月給 派遣元が派遣先と契約を結んで、その契約に従って働く労働者 直接の雇用契約がなく、委託された業務の完了によって費用が支払われる
コスト 高い 低い 低い 高い
会社との関係 強い 弱い 弱い 弱い
解雇予告 原則として必要 原則として必要 原則として不要 原則として必要 派遣先は不要 不要
スキル 高い 低い 業務により様々 高い

もちろん個人の能力によるところも大きいので、全て上記の表に当てはまるわけではありませんが、一般的に以上の様になります。

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